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遊タイムとは?
遊タイムとはパチンコに設けられる天井機能で、天井に到達すると時短が付与されます。
通常確率で規定回数ハマると時短が付与されるのですが、それ以外でも時短が付き、遊タイムと呼ばれることもあります。
パチスロの天井をイメージしていただければ分かりやすいと思います。
今まで特定の回転数まで回したら恩恵が得られるパチンコはごく僅かでしたが、天井時短付きパチンコの登場でゲーム性の幅が広がります。
ちなみにホールや雑誌などの表記は【遊タイム】で統一なので天井時短という言葉は使ってはいけません(^^)
それでは遊タイムはどのような条件を満たせば突入するのでしょうか?詳しく話していきます。
①時短契機は規定回数到達時
規定回数は低確率分母の2.5倍以上、3.0倍以下となります。
1/200の場合、500回〜600回転まで回せば時短が付いてきます。
そして付与される時短の回数は低確率分母の3.8倍以下となり、1/200の場合、760回分以下の時短を付ける事が可能になります。
イメージとしては1/200で500回ハマったら760回時短が付いてくる感じです。
当たる気がしますよね?
時短、と〜~~~っても長いのです!
もしせっかく付いた時短を抜けちゃったらどうなるのか?
それは・・・通常に戻ってしまいます。
あくまで【遊タイム】ですので当たり確定という訳ではありません。
②時短契機は大当たり終了後、時短回数は101回以上が可能になる
今までは大当たり終了後に100回以下の時短しか付けられませんでした。
4月以降は101回以上の時短付与が可能になりましたので20年以上前にあった時短機のようなマイルドな機械も作れる様になります。
確変を搭載せずにわざと長く時短をつけて稼働を伸ばす台も出てくるかもしれません。
遊タイムに突入した時にそもそも760回だの1000回だの時短が付きますのでこの変更点もすぐにユーザーに体感してもらえます。
③時短図柄
時短を付ける為の時短図柄の搭載も可能になります。
突然確変という機能がついているパチンコはまだまだ多いですが、その時短バージョンという感じです。
低確率分母の3.8倍まで時短が付けられるので1/200の場合、760回以下の時短が付けられます。
まとめ
ちなみに4月登場予定の遊タイム付きパチンコはP仮面ライダーとP真花月で、仮面ライダー(1/319)は950回通常確率ハマりで1200回時短が付きます。
真花月(1/199)は500回転通常ハマりで759回時短が付きます。
以下は上記記事の参考文献です。
日工組は3月17日、2019年12月20日に改正された「技術上の規格解釈基準」に伴う「遊タイム」等の技術仕様についての説明会を開催。説明会には日工組の筒井公久理事長、渡辺圭市技術担当理事らが出席し、改正した日工組内規を踏まえながら「遊タイム」の概要を説明した。型式試験へは順次申請中であり、適用機は4月1日からホールでの設置が可能となっている。
「技術上の規格解釈基準」の改正を受け、日工組では2019年12月26日に「日工組内規」を制定している。内規の改正ポイントは、「時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃」「従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加」「確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能」の3点で、緩和により「3つの時短発動」が可能となった。
遊技日本HPより引用