パチスロが6号機時代に突入するにあたり、内規変更も行われます。
今回はその内規変更に関して分かりやすく解説していきます。
目次
高純増ATが復活!
以下に純増やATに関する変更点を記載します。
旧内規 | 新内規 | |
純増2枚規制 | 純増を2枚以下に規制 | 廃止 |
AT規制 | AT機が適合しないように規制 | 廃止 |
上記の変更により、純増枚数は2枚を超えても良くなりました。
3枚どころか5枚純増の機械も作れる訳です。
さらにAT機が作れるようになりますのでAT×高純増の機械が続々と市場に登場すると言われています。
ポイント
・ 新内規は高純増AT機の開発が可能になる
ART、ATの設定差が復活する!
新内規はレア小役などのフラグに設定差をつけられるようになりました。
通常遊技中は設定ごとにレア小役確率(フラグ確率)を変えられます。
AT・ART中はレア小役確率だけでなく、抽選値(上乗せ期待度など)も変えられるようになります。
以下に比較表を載せておきます。
ポイント
・ 新内規はART・AT関連の設定差を設けることができる!
天井機能の復活(有利区間比率の制限撤廃)
旧内規 | 新内規 | |
指示機能タイプ | 「上位概念」とみなすタイプ | 「役物」とみなすタイプ |
指示機能に関する制限 | 有利区間比率<70% | 有利区間比率の制限なし |
聞き慣れない言葉ばかりですね(汗)特に覚えなくても良いです。
新内規では有利区間比率に制限が無くなります(指示込み役物比率<70%)。
今までは30%の比率で通常区間が必要でした。
これが厄介でして、通常区間イコール初期化状態になる区間ですので天井の搭載や通常時のポイント抽選が非常に困難でした。(有利区間後毎に初期化されるため)
ところが新内規では有利区間比率の制限が無くなりました(1500Gリミッターはあり)ので、有利区間に長い間滞在が可能になりました。
これにより天井の搭載やポイント抽選が可能になります。
ポイント
・ 新内規は天井の搭載や通常時のポイント抽選が可能になる
有利区間ランプや指示機能について
有利区間ランプや指示機能等の新内規での変更点はありますが、特に機械選定に重要な部分ではありませんので軽く説明します。
まず、有利区間ランプですが、今までは有利区間当選ゲームで点灯し、消灯までに最低1回のナビが必要でした。
しかし新内規からは有利区間でもナビ発生の必要はなくなり、ナビが発生した時に点灯するようになります。
ちなみに有利区間中であることを遊技者にランプで知らせる「告知義務」は廃止されてますので上記の説明はあまり意味がないかもしれませんね。
ポイント
・ 新内規は有利区間ランプを点灯させずにガセ前兆、前兆、チャンスゾーンの演出が可能になる
ちなみに指示機能ですが、新内規における指示機能あり機は「指示機能を役物よりも【上位概念】とみなすタイプ(ART機)」と「指示機能を【役物】とみなすタイプ(AT機)」の2種類になります。
役物タイプの方が新内規の恩恵を受けられますので、AT機の開発が進んでくると思われます。
新内規まとめ
新内規になることで可能性は広がります!
まとめますと
・高純増のAT機が復活
・天井やポイント抽選の復活
・AT確率や上乗せ確率に設定差が設けられる
・高確、チャンスゾーン、前兆など推測要素が復活
出玉性能は下がりますが、上記のポイントの通りバリエーションは豊富になりそうです。
特に高純増のAT機には期待できます。
6号機の規則改正に関してはこちらの記事をお読みください。
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